- ぎっくり腰

ぎっくり腰

ぎっくり腰はちょっとしたきっかけで突然腰に激痛が走り、痛いだけでなく動けない、力が入らないといった症状が出ることもある病態です。あまりの痛みから欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれます。ぎっくり腰で注意しなくてはならないのが、どういった原因かをしっかり見極めることが大事になってきます。

筋肉や筋膜が引き起こす痛みの他、椎間板ヘルニア、腰椎ねんざ、仙腸関節由来の痛みなどが多いですが、他にも考えられることはあり、その病態によって対処法も変わってきます。また最近では慢性の腰痛と同様、非特異的腰痛(原因が特定できない腰痛)に分類されるぎっくり腰が症例の多数を占めています。

当院ではまずその痛みの原因がどこからきているものなのかをしっかりと鑑別した上で治療に入っていきます。
原因がはっきりしたぎっくり腰(正確にはぎっくり腰ではありませんが)の場合はまずその原因を取り除いてあげることが大事なのはもちろんですが、原因のはっきりしているもの、いないもの、トータルでみて言えるのは姿勢や身体の使い方に問題があるということです。

私たち人間(動物)は植物と違い自由に動くことができます。その「動く」という動作が非効率的であった場合、身体各所の負担は増し、疲労が抜けなくなり、姿勢は崩れ、最終的に痛みとなって出てしまいます。そのため身体の治療にプラスして正しい姿勢や正しい身体の使い方を獲得するためのエクササイズを併用して行っていくとさらに効果的です。

また、非特異的腰痛のぎっくり腰に関しては原因が腰だけではない事も多いのですが、そのことをわかっていない施術者も多く、腰の周辺ばかり治療してしまい、結果として腰痛が全然治らないという事態も起きています。

最近ではぎっくり腰の回復に関しての常識が以前とは変わってきています。
以前は特異的腰痛・非特異的腰痛どちらのぎっくり腰もまずは安静第一でしたが、現在非特異的腰痛由来のぎっくり腰では安静は長くても2~3日、その後は痛くてもできるだけ日常に近い生活を送った方がその後の経過が良好であることが実証されてきています。そうした新しい知識も含め、正しい対処や治療をしなくては、治るものも治りません。当院では正しい知識と治療で皆様の腰痛と向き合って参ります。

さらに近年ではぎっくり腰とストレスの関係が注目されています。ストレスを受けると腰や背中の筋肉が硬くなることがわかっていますが、ストレスの原因は職場や家庭の人間関係、仕事の内容など様々です。こうしたストレスにさらされ続けると、脳が痛みを抑える仕組みが働きにくくなり、さらにストレスが加わり続けると痛みを抑える仕組みが機能しなくなり、わずかな痛みでも激痛に感じたり、痛みが長引いてしまったりします。そうして痛みを繰り返しているうちに「また腰痛になるのでは」と常に不安や恐怖を抱えて生活するようになってしまい、この思考がまた心理ストレスになり・・・といった悪循環に陥ってしまいます。

すると恐怖からさらに身体を動かさなくなり、筋肉の柔軟性が損なわれ、さらに痛みが増したり、腰痛が治りにくくなったりしてしまいます。この悪循環を断つカギは楽観的に痛みと向き合い、ストレッチや運動を行うことですが、特に深部の筋肉(インナーマッスル)を鍛えることが大切です。そこにマッサージや鍼を併用して循環を良くするとさらに効果を高めることができます。

当院ではインナーマッスルを鍛える運動、スポーツマッサージや鍼の治療のどちらも行っており、こうした腰痛の方の対応もさせて頂いております。またマッサージやエクササイズ中に日頃のストレスを言葉でぶちまけて頂くことも効果的であり、そんなお話しをして頂けるように私たちも患者様とのコミュニケーションを大切にしています。
港区、赤坂でのぎっくり腰治療は当院にお任せ下さい。


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